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ちょっくら、ふらり島旅 ― 大島編 ―

海に囲まれているけど山もあり、ちょっと遠いけど実は近く、見知らぬ島なのにどこか懐かしい、コンパクトだけどディープな冒険。そうだ、「島旅」へ行こう!

第5回目の【ちょっくら、ふらり島旅】は、熱海港から45分、伊豆諸島最大の島、大島へ日帰り「島旅」します!

今回の入出港は岡田港

前回の初島への島旅で、「へぇ~…熱海港から45分で大島に行けるんだぁ!」と知り、さっそく行ってまいりました、大島へ!

熱海港に到着後、大島へのチケットを購入しピンク鮮やかな高速船「セブンアイランド愛」に乗船です!大島へ向かった日はあいにくの曇り空。船から見える三原山の山頂は雲がかかっており若干の不安を感じつつも、乗船45分であっという間の航海を終えて岡田港へ到着です。
※大島はその日の天候状況等により2つの港を使い分けていますのでご注意ください。まずは岡田港船客待合所にて、大島を走る黄色い車体の路線バス1日乗車券を購入しました(複数個所を周る場合は、1日乗車券を利用したほうがお得ですよ!)。訪れたい場所を効率よく回るためには、路線バスの時刻表や行き先、乗り換え箇所など、しっかり把握しましょう。

いざ、パワースポットへ!

岡田港船客待合所を出るとすぐ目の前にバス停が。

早速「A大島公園ライン」バスに乗車しました。数分後、「泉津」バス停で下車します。

バスの進む方向へしばらく歩いてゆき、右へ曲がる道が現れたらそちらへ進みしばらくすると…。

突如、コンクリートの壁に大きな木の根が力強く張り出た、まるでジブリのアニメにでも出てきそうな幻想的な雰囲気の「泉津の切り通し」が現れました。木の根に挟まれた階段を1歩1歩登りつつ空をみれば、緑あふれる木々から零れ落ちる光が美しい!「パワースポット」と呼ばれるのに納得です。その後、「泉津」バス停の次、「椿トンネル」バス停から乗車しスタート地点の岡田港へ戻りました。次のバスまで30分ほど時間があったので、岡田港船客待合所にて大島名物のべっこう寿司のお弁当、「島島(しましま)弁当」を購入しました。海を眺めながら早めのランチです!べっこう寿司は伊豆大島の郷土料理。季節の白身魚を島唐辛子醤油に漬け込むとべっ甲のような色になるため、そう呼ばれているそう。

添付の山椒をふりかけ、綺麗な海と山を眺めながらべっこう色に漬け込まれた新鮮な白身魚と酢飯のハーモニーに舌鼓。贅沢なランチとなりました。

濃霧の三原山トレッキング

さて、再びバス停へ戻り、次は「C三原山ライン」バスへ乗車し、三原山へ向かいます。

三原山へは様々なルートがありますが、今回は岡田港から12キロ、30分弱の「三原山頂口」バス停から火口へ向かうルートを選択しました。

冒頭でお伝えした通り、高速船から見えた三原山の山頂、実際行ってみたらやはり360度、霧(というか雲)でした…。

しかしながらせっかく訪れた三原山、行けるところまで行ってみることに!

バス停を降りて先へ進み、火口まで「山頂遊歩道」コース(2.2キロ、45分)を進みました。

道は整備されておりとても歩きやすいですが、とにかく霧がすごい!きっと晴れていたら最高の景色だろうなぁという妄想をしつつ歩みを進めます。

途中、霧で湿気が多いせいか、遊歩道のコンクリートの道でたくさんのカタツムリに遭遇しました。なかなかのサイズで思わずカメラを向けてしまいます。だんだん火口へ近づくに従い、歩くコースの両脇には溶岩がゴロゴロ目立ち始めました。溶岩を避けるための穴もところどころに設置されています。

案内通り、45分のトレッキングで火口に到着しました!しかし残念ながら濃霧により何も…見えません…。溶岩で自然に形作られたゴジラ岩もこの通り。三原山の登頂は、天気の良い日にリベンジするぞ!と心に誓いました。

温泉でホッコリ

本来計画していた三原山観光は、火口を一周後、裏砂漠線コースを進み大島温泉ホテルへ向かう予定でしたが、濃霧のために断念、再度「三原山頂口」バス停まで戻りました。

バスがやってくるまで20分あったので、岡田港船客待合所にて購入した明日葉おにぎりを食べましたよ。

濃霧のトレッキングで疲れた体にはちょうど良い醤油風味の明日葉おにぎり、香ばしくて懐かしい味。お勧めです!また、三原山頂の売店で大島牛乳アイスを食べました。大島は昔から酪農が盛んだそう。濃厚で美味しい牛乳をたっぷり使ったアイスに濃霧で折れた心が癒されました。再度、「三原山頂口」バス停から「C三原山ライン」バスに乗り「三原山温泉」バス停で下車しました。

大島温泉ホテルにて日帰り温泉を楽しみます。

晴れていれば露天風呂より三原山を望む大絶景を楽しめるはずの露天風呂でしたが、お約束通りの濃霧で三原山は全く見えませんでした。

しかし、地下から汲み上げられる温泉に、山登りで疲れた体はじっくり癒され、綺麗な緑深い景色を楽しむことができました。また、大浴場は時代を感じるものの清潔に保たれ、レトロな雰囲気がなかなか良かったです!

ちょっくら、ふらり旅「大島」を終えて

「山の天気は変わりやすい」とは良く言われますが、正にそれを実感した旅でした。

港周辺は海と空と山の色が綺麗に合わさり「晴れ」を楽しめるのですが、標高が高くなるにつれ、さっきまでの「晴れ」はどこへ?と不思議になるほど、「濃霧」になります。旅は天気に左右されるのは仕方のないことですので、無理のない範囲で濃霧の三原山を経験できたと前向きに考えたいと思います。

なお、大島はまだまだ見どころ満載です。日帰りで観光地はすべて周り切れませんので、欲張らずに1、2か所をじっくり楽しまれることをお勧めいたします。

海に囲まれているけど山もあり、ちょっと遠いけど実は近く、見知らぬ島なのにどこか懐かしい、コンパクトだけどディープな冒険。そうだ、「島旅」へ行こう!

Written by

平あさひ (ひら あさひ)
1976年夏産まれ。15年間の毒々しい女子校生活を経てメーカー勤務、現在に至る。好奇心探究心旺盛で思い立ったら吉日だが熱しやすく冷めやすい。暇とお金があれば旅・食・呑・犬・脂質異常症。さえずり@hiraasahi

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