Ane会

働く大人女性のためのWebマガジン

レシピ付き【オーガニック料理】秋のテーマは「体の中から乾燥対策」

9月23日、二十四節気では「秋分」を迎えます。

※『二十四節気』とは…
太陽暦と太陰暦を組み合わせて作られたもの。
太陽が移動する天球上の道を黄道といい、黄道を夏至と冬至で二等分、その間に春分と秋分が来て四等分、それぞれの間に立春、立夏、立秋、立冬を入れて八等分、その一節をさらに三等分して二十四節気となる。一節の長さは約二週間。
〈春〉 立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨  〈夏〉 立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑
〈秋〉 立秋 処暑 白露 秋分 寒露 霜降  〈冬〉 立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒
【オーガニック料理】夏の終わりかたについて」からの引用

秋分の日は太陽が真東から昇って真西に進み、昼と夜の長さが同じになると言われていて、別名「お彼岸」とも呼ばれています。お彼岸に食べるものと言えば“おはぎ”。おはぎと言えば“あずき”。

あずきの赤い色には邪気や災難から身を守る効果があると言われており、邪気を払う信仰と先祖供養が結びつき、江戸時代から続く習慣と言われています。

お彼岸は春と秋、二回あります。

春のお彼岸に食べるのが「ぼたもち」、秋のお彼岸に食べるのが「おはぎ」。呼び名は違いますが二つとも同じ食べ物です。

これはそれぞれ季節の花の名前から呼び名をとっていて、春は牡丹(ぼたん)の花に見立てて「牡丹餅ぼたもち)」、秋は萩(はぎ)の花に見立てて「お萩おはぎ)」と呼んでいます。四季を大切にする、日本人ならではの由来ですね。

オーガニック料理ソムリエとしての観点からみると“あずき”は腎を養ってくれるスーパー食材。

アンチエイジング効果、むくみ改善に特に効果があると言われています。

「夏のテーマは“除湿+冷却”~除湿編②~」にも詳しく書いてありますので、良ければ読んでみてください。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

秋は乾燥が大敵

夏から徐々に気温が下がり、ここで気を付けたいのが“乾燥”です。

秋は1年の中でもっとも乾燥する時期と言われています。

乾燥対策といえばクリームでの保湿などがイメージされがちですが、そもそも体のなかから保湿していくことで健康で活き活きと秋を乗り越えていけます。

そこでキーになっていく臓器は“”です。

秋の風邪は前から入る

秋は乾燥により鼻・のどなどの呼吸器系が風邪の入り口となります。

東洋医学では“乾邪”とよび、秋風邪の特徴として咳風邪が増える傾向にあります。

予防としては基本ですが“うがい・手洗い”。あとは体をなかから潤す食事が大切となります。

☆おすすめうがい☆
三年番茶(ない場合は緑茶・紅茶)+塩ひとつまみ
お茶と塩のもつ殺菌効果が効果的です。万が一、飲み込んでしまっても体に害がないのも良いところです。

ちなみに冬の風邪は後ろから入ります。冬は寒さから“寒邪”といい、寒気・悪寒などが風邪の入り口となるので首とつくところを中心に冷たい風が入らないようにすることで風邪を予防します。

体をなかから潤す食事とは

秋に旬をむかえるものを中心とした食事となります。

<野菜・果物>

  • かぼちゃ・たまねぎ・青梗菜・じゃがいも・れんこん・山芋・にんじん・さつまいも・春菊・かぶ・ごぼう・きのこ
  • りんご・梨・柿・無花果

<豆>

  • 大豆

<海藻>

  • ひじき

●れんこんきんぴらで喉風邪撃退


~材料~ (4人分)
・れんこん:180g 下ごしらえ/長さ5cm 幅1cmの薄い拍子切りにする
・えのき;1/2袋 下ごしらえ/石づきを切り、長さ3cmくらいに切っておく
・ほうれん草:1束 下ごしらえ/食べやすい大きさに切っておく
・ひじき:5g  下ごしらえ/水でもどす
・こんにゃく:1袋 下ごしらえ/塩をもんで下ゆでしておく

~調味料~
・薄口醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・菜種サラダ油 適量
・ごま油 適量
・ごま 適量

~作り方~

  1. 薄口醤油とみりんを合わせておく
  2.  フライパンに菜種油を入れて熱し、れんこんを入れて中火で炒める
  3.  れんこんに油が回ったら、えのき・ひじき・蒟蒻を入れてさらに炒め、1を鍋肌から回しかける
  4.  汁気がなくなるまで炒め煮にし、最後にごま油をまわしかける
  5.  火をとめ、ほうれん草とごまを入れて混ぜたら出来上がり

これはお料理教室“G-veggie”にて習ったレシピをアレンジしたものになります。

きんぴらとは料理名でなく調理法「炒め煮」をさします。今回はれんこんで作りましたが、季節の野菜でアレンジが効くレシピです。

れんこんは呼吸器系に作用し、よく噛んで食べることで咳止めの効果もあります。

ポイントはれんこんを輪切りでなく、縦に細長く切り食感も楽しめるというところです。

他にも乾燥だけでなく、夏から秋にかけてパワー不足を感じている人には“山芋”がおすすめ。山芋を乾燥させたものを薬膳では“山薬”と呼びます。山の薬です!

すりおろして食べるだけでなく、短冊切りにして炒め料理やお味噌汁などに入れてみましょう。

最後に

この連載をはじめて常々書いてきましたが、“自分の住んでいる環境と、体調に合わせて、体に必要なものを判断出来るようになる。”

簡単に言うと、天気をみて洋服を選ぶように、食べるものも選んでいくということです。

旬があるのは野菜・くだもの・魚介類です。

そのものには、より活き活き乗り越えていくために必要なパワーが沢山詰まっています。

ぜひ旬を学び、軸とした食生活を送ることで、心身共により豊かな人生が送れますように。

Written by

GondairaTomomi
オーガニック料理ソムリエ

長年悩まされていた不調の根本治療を決意し、15年間勤めたアパレル業界を卒業。本格的に"食"の勉強をスタート。一番の実感は食べるものによって体調の変化だけでなく心の変化も感じ取れるようになったこと。外見だけでなく、内面からもキレイになれる情報を発信していきます。

女性PRのことならなんでもお問い合わせください。