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非常食と心の準備

子どもの非常食について考えよう

我が家では、年に2回、9月と3月に防災用品を見直し、家族と災害時の連絡について確認するようにしています。今までは、防災マニュアルを見ながら、リュックにペットボトルの水や缶詰などを入れていましたが、もし、災害に遭ってしまったら、ほんとうにこれで乗り切ることができるのだろうか. . .。

被災後は、体力面、精神面ともに不安定になりがちです。そんな時、少しでも美味しいごはんやおやつが食べられたら、どんなに勇気づけられることでしょう。好き嫌いの多い4歳の娘が、非常時でもパニックにならないよう『子どもの非常食』について真剣に考え、プランを立てることにしました。

我が家の非常食準備リスト

Y20150311_01家族で話し合った結果、ライフラインが2日間途絶えても、子どもが少しでも栄養を摂ることができるよう、できる範囲で添加物も減らせるよう非常食を見直しました。

3人家族の我が家の非常食準備リストです。

【備品】

  • 除菌ウェットティッシュ
  • カセットコンロ、カセットボンベ、発熱材
  • 割り箸、使い捨てフォーク・スプーン
  • ポリ袋(調理用、ごみ袋)
  • 歯磨き用ガーゼ

 

【食品】

  • 水500ml×10本
  • 甘酒(冷凍)
  • おやつ(黒糖、お麩、ココア、きなこ、グミ、シリアルバー)
  • ごはん、パン(炒り玄米、パンの缶詰、レトルトのお粥)
  • 肉、魚などのおかず(レトルト食品)
  • 野菜(フリーズドライ)
  • 豆(緑豆とレンズ豆※もやし栽培用)
  • 焙煎いりこだし(おやつ兼用)、ベジタブルブイヨン
  • スーパーフード(キヌア、麻の実ナッツ)

非常時のおやつ

娘にとって、おやつは生きる源!といっても過言ではありません。黒糖やシリアルバーを準備しましたが、すぐになくなってしまいそうです。牧野直子さんの『からだにいいお麩のレシピ帖』のお麩のトリュフが美味しそうだったので、アレンジして作ってみました。

Y20150311_02きなこでも試してみましたが、もちもちした食感がクセになる美味しさです。材料のお麩とココアは軽いので、リュックに入れておこうと思います。混ぜるだけでも『手作り』気分が味わえるので、少し前向きな気分になれそうですね。

レンズ豆の栽培と非常食の試食

Y20150311_03非常食を準備しても、リュックに入れっぱなしでは、いざという時に役立たない可能性があります。年に1~2回は、賞味期限の確認、調理練習や味に慣れておくためにも『非常食を食べる日』を設けておくとよいと思います。

我が家では、先日、パンの缶詰と玄米小豆のお粥、きのこと牛肉の佃煮、栽培したレンズ豆のスプラウトを試食しました。レンズ豆や緑豆は発芽が早く、1~2日で食べられます。

Y20150311_04いざという時は、『命をつなぐための食事』がいただけるだけで有難く、贅沢を言える状況ではないと思います。でも、日頃から、家族で話し合い準備をしておく、という行為が、被災時にはとても大きな心の支えになると思うのです。

 

寄稿者について

山本 加容
石川県金沢市生まれ。東京学芸大学にて、食品学・栄養学・住居学・服飾学・児童学を学ぶ。スタイリスト、グラフィックデザイナーを経て、プランニング・デザインオフィス「サーモメーター」設立。2009年、器と道具の店「SML」オープン。日本野菜ソムリエ協会公認ベジフルビューティーアドバイザーの資格を活かし、『食』にまつわるデザインコンサルティングやイベントを積極的に行う。2015年より、日本海地域から豊かな暮らしを学ぶ「GRAYSKY project」をスタート。5歳の娘をもつワーキングマザー。

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