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管理職に贈る1問1答:土曜日 “「せい」探しに役立つ “お空の「せい」” とは?”

管理職に贈る1問1答:土曜日 “「せい」探しに役立つ “お空の「せい」” とは?”

オフィスライフに役立つアドベントカレンダー式 “1日1問答マジック”、第3週。
今週は “早くも壁にぶち当たっちゃった”、そんなあなたに実行していただきたいマジックです。

「もうヤダ!」
「なんでこんなに次々と……!」
「どうすればいいの……???」

そんな時には、第3週の “1日1問答マジック” の出番です!

毎日1つずつ、自分自身に問いかけをしてみましょう。

答えを見つけるのは、あなたです。

「Q(問いかけ)」・第3週

月曜日
管理職は遅刻してもOK? それともNG?

火曜日
上司の上司とどう向き合うか?

水曜日
仕事中に「怒り」にかられたら?

木曜日
火のないところに煙は立たない?

金曜日
怠け心も活用できるって本当?

土曜日
「せい」探しに役立つ “お空の「せい」” とは?

日曜日
ヤケ食い? 大人買い? 正しいストレス解消法は?

土曜日
「せい」探しに役立つ “お空の「せい」” とは?

管理職になると、毎日次々と問題が発生し、突き崩さなければならない壁がどんどん立ち上がって来ます。
なんだか、終わりの見えない戦闘ゲームのよう。

「何かのせいにしちゃ、いけない!」と頭では解っていても、思わず「何かのせい」「誰かのせい」にしたくなる瞬間が訪れることが、あるんです。

例えば……

過去の問題(しかも前任者の!)が、降りかかって来た時。
・ひとつの出来事を起因として、芋づる式に問題が現れた時。
・関係性のないさまざまな問題が偶然に次々と重なる時。

転勤した前任者のミスが発覚!
尻拭いに追われていたら、仕事に欠かせなかった部品がメーカー都合で廃番になってしまった!!
慌てて連絡したら、今まで頼りにしていた取引先の担当者が変わってしまって、交渉もうまくいかない!!!
そこに、部下から突然、休職願いが。ご家族が倒れて介護が必要になってしまったんだって!!!!
でも今月末には生き字引の先輩が定年退職してしまうし、定期異動は終わったばかりで補充もできないって、冷たい人事の回答!!!!!
うちの戦力、いったいどうなっちゃうの??????

なんて……
まさに、“弱り目に祟り目” 状態。

特に悪いハプニングは重なって見えがちなんです。だから “泣きっ面に蜂” “降れば土砂降り” “一難去ってまた一難” のような言い回しがたくさんあるのでしょうね。
でも、たとえ悪いことが重なって見えたとしても、それが良くないのではありません。
良くないのは、問題の連鎖によって、あなたのキャパシティー(頭と体の処理能力)が「いっぱいいっぱい」になってしまうこと なんです。

人間は、処理能力を上回る事態に遭遇すると、パニックを起こしたり、フリーズしてしまうことがあります。しかし、管理職には、問題が立て続いて起きた場合でも、立ち止まらない能力が求められます。

最悪の事態に陥らないように回避し、早急に立て直しを図る能力、つまり「リスク管理」能力を必要とされるのです。この能力が発揮できなくなってしまう最大の障害は、冷静さを失ってしまうこと。

そして、冷静さを失う原因のひとつに、

「なぜこんなにいっぺんに? どうして重なるの? 何がいけなかったの?」

と、終わらない疑問を抱えてしまうことがあげられます。

問題が連鎖している時は、とにかくこちらに向かって来るボールを立て続けに打ち返さなければならないような状態。そんな中で「なぜ? どうして?こんなにボールが来るのは何のせい?」と、“「せい」探し” をしてしまうと、ボールに集中できません。

また、答えも見つからないため、堂々巡りに陥り、イライラや行き場のない怒りが大きくなってしまいます。「ひょっとして、自分のせい? でも、心当たりはないし……」と、ぐるぐるしているうちに、気力が萎え、事態は悪化してしまいます。

そんな時、たったひとつだけ、原因として槍玉にあげてもいいものがあります。

それが  “お空の「せい」”。

つまり、星。

会社のせいでも、特定の誰かのせいでも、あなた自身のせいでもない。「今はそういう星回りなんだ」と思ってしまうということです。

こんなことを読むと、「何ばかげたことを言ってるの? 課長にもなって、星占いなんて……」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
もちろん、あなたがどんな時にも冷静でいられるタイプなら、星回りのせいにする必要なんてありません。

一方、問題の量か質かにかかわらず、状況の急変によって自分がパニック状態に陥ったり、ブレーキがかかってしまったりした経験が一度でもあるなら、ぜひ、「星のせいにする」という選択肢を持っていてください。

先ほどもお話したように、管理職は、立ち止まることが許されません。どんな問題が起きても、走りながら解決しなければならないのです。なのに「立ち止まってしまった」としたら、その時、その状態を何かのせいにしたくなっていた可能性があります。そんな時、最低最悪な、つまり、やってはいけない “「せい」探し” が、以下の4つなのです。

  • 部下や同僚のせいにする = 八つ当たり。事実なら別ですが、確証がないなら、やってはいけません。
  • 自分のせいにする = ひとりで抱え込むこと。問題を解決しにくくする上に、心身不調の原因にもなりかねません。
  • 家庭(家族)のせいにする = これも八つ当たり。家庭崩壊の危険があり、本当に負の連鎖になる可能性があるので、絶対にやめましょう。
  • 会社のせいにする = あなたが管理職でないなら、やむを得ないケースもあるでしょう。しかし、管理職ならば、極めて不適切な選択です。

こんな、不毛な “「せい」探し” をしないためにも、解決しようのない不運については、すべて「星回りのせい」にしてしまいましょう。

悪いことを全部、遠い空のかなたの天体のせいにしたところで、誰にも迷惑はかけませんし、傷もつけない。誰からも文句は言われませんし、何の害にもなりません。にもかかわらず、意外と、心的効果はあるものなのです。だまされたと思って、一度、やってみてください。

どうにもならないことは「星回りのせいにする」

この習慣をつけておくと、なにも問題集中の時だけでなく、深刻な問題の時にも、ちょっと冷静な自分に立ち返る心のゆとりが生まれますよ。

寄稿者について

五十五望 (いそいぼう)
団塊の世代とバブル世代の間に挟まれ、自分達でさえその名を忘れる「しらけ世代」のアラフィフ女部長。
勤続30年にわたる会社員人生は、挑戦と失敗、失意と再起、つまり波乱の連続。
幾つもの山と谷を乗り越えて、やや息切れしながらも現役続投中。
時代の荒波に揉まれ、「成功」 からではなく 「失敗」 から習得したものの中に、オフィスで快適に生きるための、ちょっとした 「コツ」 があります。
その 「コツ」 を、Ane会Timesご愛読のあなたがこれからますます輝くために、そっとおすそ分け致します。

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