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一歩先を目指すあなたに贈る1問答 “キーパーソン・マジック”

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“今より一歩先を目指したい” あなた。
新入社員だってベテランだって、道に迷う時はあります。
そんな時には、 “1問答マジック” の出番です!
1つずつ、自分自身に問いかけをしてみましょう。
答えを見つけるのは、あなたです。

1.「Q(問いかけ)」

人脈づくりってどうやるの?

2.「Q(問いかけ)」のココロ

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「オフィスでよく耳にする “人脈づくり”。でも人脈ってどうやって作ればいいのかしら?
ネットで調べたら、異業種交流会とか……その種のパーティーの会員になったらいいのかな?」

ネットを少し検索するだけで、人脈づくりの様々な情報が目に飛び込んで来ます。
異業種交流会のパーティーに行くという情報の選択も、あなたの自由。
でも、その “パーティー” に出掛ける前に、ちょっと振り返ってみてくださいね。
あなたが入手したその情報、誰が発信したもので、どんな人を対象にしたものだったのでしょうか?

成功した実業家や社長さんが話す、起業を目指す人のためのものだったのではないでしょうか?

人と人とが出会う場として開催される、異業種交流会。
しかし、その場を通じて実際に人脈を広げた……という人々の多くは、“名刺で初めて名前を知ってもらう人” ではないようですよ。
「ああ、あの会社の〇〇さんですか。ご高名はかねがね……」
「新聞などでお顔は拝見していたのですが、お会いできるとは……」
というように、“名刺によって確認できる人”
あるいは、
「おお、〇〇社の〇〇ご担当ですか。いずれお訪ねしたいと思っていたんですよ」
のように、“相手がメリットに感じる立場に居る人”

つまり、すでにその人の存在、事業、功績が知られている人か、会社自体の知名度があり、そこで担う責任のありようが明確になっている人。
だからこそ、その会で花開いた話から事業が急発展したり、互いの支援がスピードアップしたり、といったプラスの効果が生まれるのです。

「私にはまだ相手に対するメリットはないけれど、でも、参加したい」
とあなたが言うなら、あなたが目指す “一歩先” には、きっと「事業拡大」「人材発掘」「新たな資金調達方法」などが必要なのでしょう。
それなら、その “パーティー” で名刺を配り歩くのもうなずけます。
でも、そうでないのなら……何か大事なことを、見落としているかもしれませんよ。

“人脈” という言葉を、よく見てみてください。
「人」の「脈」と書いて “人脈” 。「脈」とは、何かが連なって続くさま、です。

有力者がたくさん集まる異業種交流会に顔を出すチャンスが得られたとしても、そこで知り合う人々とあなたとの間に “繋がり” が生き続けなければ、子供が空に輝く星々の名前を知って、親しみを覚えるのに似ています。
それは単なる “認識” であって、“人脈” とは違います。

*人脈づくりを「有力者と知り合うこと」だと思っている。
*人脈づくりで「何かを得たい」と思っている。

もしもあなたの中にこうした考えがあるなら、あなたが名刺を何百枚集めていても、それは紙切れのコレクションに過ぎないかもしれません。

3.「A(答え)」につなげる“マジック”

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成功者の言う「人脈の関係性」にも、さまざまな説があります。

「人脈はWin-Winの関係だ」
「いや、Give&Takeだよ」
「いやいや、私はGive&Giveだと思う」

どの説であろうと「Take&Takeではない」という点に注目してみましょう。
つまりあなたが「何かを得る」ために異業種交流会に顔を出すとしたら、それは間違っている のです。

ー じゃあ、どうすればいいの?

あなたが本気で人脈づくりをしたいなら、“キーパーソン・マジック” を使うべきです。

このマジックは、次のような3段階のステップで使います。

1.あなたが感動したこと、関心したことを「掘り下げる」習慣を身につける。
2.あなたを感動させた人、関心させた人との「繋がり」を試みる。
3.その「繋がり」を大事にする。

1.あなたが感動したこと、関心したことを「掘り下げる」習慣を身につける。

何も華やかなパーティの席でなくても、あなたの日常の仕事の中に、感動や、人への関心はありますよね?
例えば……

・仕事を頼んだ相手が、あなたの期待を大きく上回る結果を出した時。
・いつもは頼りないと思っていた人が、立派な役割を果たした時。

そんな時、「へ~、凄いね~」だけで終わってしまっていませんか?
あるいは、「仕事なんだから当たり前でしょ」と、シニカルな対応で幕を引こうとしていませんか?
だとしたら、宝の山を常に見逃していることになります。
あなたの心を感動させた仕事や、関心させた出来事に対して、掘り下げてみる” という習慣を身につけましょう。
その仕事の立役者は誰だったのか、その人がそれまでにどんな仕事をして来たのか、その結果を出すために、他にどんな人が関わっていたのか。
相手とできるだけ話をして、あなたの「感動」の原因をつきとめる癖をつけましょう

こうした習慣は、何も仕事の時だけではありません。
自分がよく行くレストランで受けた感動的な接客、旅先で出会った素晴らしいコンシェルジュなど、自分を感動させてくれた出来事をただ「良かった」と受け流すのではなく、その感動をくれたものともっと向き合って、掘り下げて、誰がどんな意識とスキルでその感動を紡ぎあげたのかを知ろうとしてみてください。

2.あなたを感動させた人、関心させた人との「繋がり」を試みる。

1.で、あなたを感動させた人が判ったら、まず、その人に、自分が感動した事実や、その感動をもらえたことに関する感謝の気持ちを伝えましょう。
そして、相手の素晴らしさを評価する言葉も伝えましょう。
その人が何者なのか、どの部署やどの会社やどの町のどんな施設にその人がいるのか……ということを示す名前や情報を、今後もその人の仕事やサービスを追体験するつもりで、ゲットしましょう
そして、その人との間に「繋がりを維持する」ためにできることをしましょう。
名刺でも、メールでも、SNSでも構いません。
もちろん相手に断られれば仕方がありませんが、相手が同意してくれるなら、「繋がり続ける」ための努力を惜しまないことです。

3.その「繋がり」を大事にする。

2.で、繋がりを維持する可能性が生まれたら、今度は、あなたが相手のためにできることはないか、探しましょう
相手を評価し続けることでもいいし、あなたが具体的に相手の役に立つ仕事をしてもいい。
自分が受けた感動を相手にも倍にして返す気持ちで、相手のことを思って、行動してみましょう。
目標は、相手もまた、あなたと繋がり続けたいと思ってくれること

1.~3.を社内外で繰り返しましょう。
それを何年か続けていれば、いつの間にか、あなたの周囲に「人脈」が出来ています。

・あなたが関係する部署、取引先、社外の異業種の人々の中に、あなたが自分の目で「この人は素晴らしい仕事をする人」「他の人にないスキルがある人」と確かに認めたキーパーソンが居る
・そして、あなた自身もそのキーパーソンから認められている。
さらに、その人との間に、信頼関係があり、評価し合う関係が維持されている。

このような、生きた人間関係こそが、あなたが築いた人脈なのです。
そして、こういう関係は、刹那的な出会いの場での表面的な会話や名刺のばら撒きだけでは、ほとんど築くことができません。

もちろん、こうした人脈を築きやすい仕事と築きにくい仕事はあります。
あなたの仕事が、自分だけでも完結しやすい仕事(クラフトマンなど)であれば、こうした関係を築くのは少しハードルが高いかもしれません。
逆に、誰かと繋がらなければ成立しない仕事(営業や広報など)であれば、多様な方面に人脈を築きやすい傾向があると言えます。
もしもあなたの仕事が人脈を築きにくい仕事であるなら、ぜひ、1.でもご紹介した、食事や買い物、旅などのプライベートなイベントを通じて出会う人に、マジックの1.~3.を繰り返してみてください。

いかがでしょうか。
こうしてみると、人脈づくりとは、友達関係に似ていませんか?
友達と違う点は、「同じ釜の飯を食べるかどうか」「同じ時間を同じ場所で過ごす」といった要素とは、あまり関係がないこと。
分かち合うのは、食事や時間や場所ではなく、「感動」と「評価」
お互いの仕事やスキルに感動し、その感動のために相手が貢献したことを、きちんと評価し続ける。
そのために大切なのは、背伸びしすぎず、自分の身近な視点、身の回りの出来事と向き合うことです。

寄稿者について

五十五望 (いそいぼう)
団塊の世代とバブル世代の間に挟まれ、自分達でさえその名を忘れる「しらけ世代」のアラフィフ女部長。
勤続30年にわたる会社員人生は、挑戦と失敗、失意と再起、つまり波乱の連続。
幾つもの山と谷を乗り越えて、やや息切れしながらも現役続投中。
時代の荒波に揉まれ、「成功」 からではなく 「失敗」 から習得したものの中に、オフィスで快適に生きるための、ちょっとした 「コツ」 があります。
その 「コツ」 を、Ane会Timesご愛読のあなたがこれからますます輝くために、そっとおすそ分け致します。

更新の励みにもなりますので、こちらからご意見・ご感想など お聞かせ頂けると嬉しいです!

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