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不妊治療、やめました 堀田あきお&かよさんインタビュー 【前篇】

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不妊治療っていったい何?

近年メディアで取り上げられる機会は増えましたが、あなたはどこまで知っていますか。

今回は、コミカルな漫画で自身の体験をつづった『不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~』の著者の堀田あきおさん、かよさんご夫婦へのインタビューです。

10年にわたる不妊治療の経験、さらに夫婦の絆についてお二人に語っていただきました。

(漫画のあらすじ)

突然の子宮内膜症手術や人工授精、流産を経て選んだ道は「ふたりで生きていく」こと。「夫婦の絆」とは何か?不妊治療に漫画家自身が正面から向き合った、堀田あきお、かよ夫婦の不妊治療奮闘の記録。

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Q. はじめに、ご夫婦の馴れ初めを教えてください

(かよさん)

私は漫画の原作者になる前、出版社で編集の仕事をしていました。入社して3日目、打ち合わせに顔を出すように言われてたまたま同席したのが夫です。ずっとにこにこ笑っていたら私のことを気に入ってくれたみたいで。

(あきおさん)

その後かばん一個で僕が住んでいたところに彼女がやって来て、「これしか荷物ないのか!」と思いました(笑)

(かよさん)

夫と一緒に暮らし始めて、夫の漫画のストーリーの相談を受けているうちに、ストーリーは私が作るようになりました。

(あきおさん)

僕たち夫婦は基本的に合わないところは合わないけど、ほとんど趣味が同じ。約30年間ずっと一緒にいて、戦ってきた。その間に不妊治療という大きなイベントがありました。

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Q.『不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~』を描いたきっかけは?

(かよさん)

父親の子育てに関する漫画が出版されることになり、編集の方から不妊治療の話を書いてほしい、と依頼されたのが始まりです。また、夫の幼少期からのエッセイ漫画をずっと描いていて、主人公が高校生になったので30代、40代女性の読者に合わせて不妊治療を漫画のテーマにしたことも理由でした。

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Q.不妊治療を始めたときのことを教えてください。

(かよさん)

29歳の時で、子作りをまだ考えていませんでした。子宮内膜症を発症し、「妊娠することは有効な治療方法のひとつ」というお医者様からのアドバイスで治療を始めました。

あきおさんは、不妊治療、と聞いてどう思われましたか?

(あきおさん)

男性は不妊を「女性の問題」と思ってしまいがちですが、男性の問題でもある。それを理解するまでに時間がかかりました。

僕も医者から不妊と言われると必死になり、「頑張らなきゃ」と思いました。

不妊治療は一人だけの責任だけではないし、女性一人で抱えると大変でしょう。

自分は妻と二人で家にいて漫画家の仕事をしているので、時間の自由はききます。不妊は自分の問題でもあるし、協力するのは当たり前、という感覚でした。

治療の時も病院について行って、痛そうな顔して妻が病室から出てくるのを見ていました。

愚痴もよく聞いていたし、普通の夫婦とはちょっと違うのかもしれない。けんかをしながらも一緒に戦う、戦友のような関係です。

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Q.  子作りについては、ご夫婦でどう考えていましたか?

(かよさん)

その時(あきおさんは)子供欲しがってなかったよね。

(あきおさん)

子供ができたら、それはそれでいい、という感じでした。

(かよさん)

幸い義理の両親はどうしても子供を、とは言わなかった。どうしても子供が欲しい、というご家庭は大変だと思います。

旦那さんが治療に積極的でないと辛いですよね。病院で出会った不妊に悩む仲間の中で、奥さんの検査結果は異常がなく、旦那さんに話すと「自分はどこも悪くない」と言って検査を拒むパターンが結構ありました。

 

不妊治療を通じて得たものとは?

不妊治療や病院での経験については後編でお話しいただきます。

後編はこちら

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