Ane会Times

TheAne会Times|大人の女性が楽しむwebマガジン

かしこい?おバカ?で分類する女性の見方|男目線のいい女

IMG_2727

株式会社江戸前のデザイナー・カワイヨシロウさんと、銀座木挽町の路地裏でバーを開くバーテンダーでありながら、ファッションブランドのプロデュースも手掛ける栗岩稔さんに[男目線のいい女]と題して、特別対談をしてもらいました。

40代後半のお二人が好き勝手に、「いい女」について語っています。

接客業として、裕に10,000人を超える女性を見てきたお二人の人生経験から、「いい女の持っている要素」とか、「日本文化」について多岐にわたる話題ばかり。自分の生き方も考えるとても良い時間になりました。

ーーー

カワイヨシロウ

1998年に京都の呉服メーカーを経て独立。個展などで自身の着物デザインを草の根で広げる。
2006 年には、大分県湯布院の旅館、界ASOのウエア・雑貨のデザイン。2007年に、和装・和雑貨を販売する、株式会社江戸前の代表に就任し、ペニンシュラや パリの有名レストランとの和装デザインで注目を集める。2008年にはダンヒルの着物をデザイン。2009年は和テイストのタウンウエアー、波芝も発表。

栗岩稔(クリイワ・ミノル)

バー テンダーとして自分のバーを経営をしながら、洋服やカバンのプロデュース、販売をする異色の経歴を持つ方。それも、20代は、ファッション業界に身をお き、誰もが知るカバンブランドを仕掛け成功に導く。その後、バーテンダーに転身。現在は、「SENSO」「NAOKO」ブランドのプロデュースを手がけて いる。

ーーー

(聞き手:Ane会Times編集長 日淺光博)

”バカかしこ?” ”かしこバカ?”−男同士の酒場の話

日淺 こんないい女がいたなという瞬間はありますか?

栗岩 以前ね、銀座で遅くまで働いて帰りのタクシー待ちをしていたんですね。そのときに雪がちらついていて、私は傘を持っていなかったんですけど、ふと、その雪がやんだんですよ。

河合 へぇ。

栗岩 やんだと思ったら、後ろから傘が自分の頭の上に伸びてきて、振り返ってみたら、着物を着た女性が、無言で傘を指してくれたんですね。

河合 うわぁ

栗岩 特に何かを話したわけではないんですけど、お礼と思って、車を先に譲ったら、その傘を渡してくれたんですよ。もちろん名前も聞かず。ステキな女性でしたねぇ。

河合 いいですね。取材終了じゃないですか(笑)そんないい話で終わりじゃないですか(笑)

栗岩 着物とドレスのそれぞれの匂いがあるじゃないですか。

河合 いい女は、エロさがないといけないね。

一同 (笑)

河合 見た目のエロさじゃなくて、皮膚っぽく感じるエロさってあるんですよ。持ってる雰囲気があるんですよ。容姿端麗とかスタイルがいいとかじゃなくって、その人持ってる、かわいさも含む、優しさも含む、イコール「エロさ」みたいなものがあるんですよ。それっていい女の条件じゃないかな。優しさとエロさをもっているかこと。

日淺 優しさとエロさですか。

河合 よく友達と言っていたのが、「かしこバカ」「バカかしこ」「かしこかしこ」「バカバカ」の女、この4つのカテゴリーの内、どれを選ぶ??

栗岩 面白い

河合 やっぱ「バカかしこ」でしょ。

栗岩 そうですね。

河合 その次、こっちのコンディションがよかったら、「バカバカ」でしょ?

栗岩 こっちのコンディション次第ではそうですね。

河合 で、「かしこかしこ」は、なんていうのか。こう。自分が、従うか、なぎ倒すかどっちかですよね。

一同 笑

日淺 確かにそうですね。

河合 そうですよね。「かしこバカ」は、とりあえず外そうとなったわけですよ。

栗岩 キレイに盛り付けられているけど、まずい料理と同じでしょ?

河合 そうそうそう。

栗岩 きれいにデコレーションしてるんだけど、まずい。

河合 しかも高い(笑)

河合 こういう例え方すること時点で、男目線でしょ。女性ってそういう例え方しないでしょ。

栗岩 しないしない。

河合 その目線で見ると、酒場で男同士もりあがるんですよ。これほんとに広がるんですよ。「最近この4カテゴリに当てはまる女にあった?」なんて。

日淺 それは、盛り上がりますね。

河合 「自分のかみさんはこのカテゴリだなぁ」とか。あと、芸能人とかもどこに当てはまるかなと。

一同 笑

河合 例えば、最近話題のあの人は、「かしこバカ」じゃないかとか。じゃあ、「キョンキョンはどれだ?」とか。

栗岩 あぁ。キョンキョンはどこだろうね。

河合 キョンキョンは、「バカかしこ」とは、思うんだけど、表向きバカにもみえないから、友達と話していたのが、「半バカ半かしこ」。そういう男同士のバカな話しの中で、飲んでるのは、非常に面白いですよね。

日淺 女性誌の診断とかで、その切り口は全く無いですよね。

栗岩 ないね〜。そうしたら女性誌が読まれなくなるもんね。

IMG_2716

栗岩 この前、清原亜希さんが、どっかでコメントしてたんですけど、自分がでている雑誌を見て、「自分じゃないこれ」って言ったんですって。

河合 へぇ

栗岩 雑誌に出るときに、修正かけているじゃないですか。それを聞いて、この人は、頭がいいなと思って。公表するって。いろんなことがあっても、活躍しているし、かしこいんだなこの人って思いますよね。

河合 よっぽど腹にすえかねたんでしょうね。

一同 笑

栗岩 しかも、「実際の自分より細くしてあるのが、おかしい」って。

河合 元旦那さんのイメージがあるから、透明性を求めているのかもしれないですね(笑)

”バカかしこ”な女だと損をする?

栗岩 「バカかしこ」かぁ

河合 このカテゴリ分けだと面白いですよね。

栗岩 バーテンダーとして、誰がという話じゃなくて、「この人は、ステキだな」と思っても、「飲み方がどうかな」とかいう人がいますよね。

河合 そうそう。

栗岩 何見ても「かわいい〜」という女性とか。場所も考えずにパシャって写真撮ったり。

日淺 何見てもかわいいっていう人ですね。

河合 なので、僕の中でのいい女の定義っているのは、フェラーリとか高級腕時計とかと一緒で、ものだけ見るとかっこいいんですよ。ディテールとか。乗った瞬間にどの車かわからないじゃないですか。時計でも、ショーウィンドウで見てるうちはかっこいいなぁと思うんですよ。でも、酔っ払って、ぶつけたりしたら「あぁ」ってなるじゃないですか。

河合 だから、美しくていいものは、手にいれちゃいけないってことだとおもうんですよね。見るだけの法則ですね

一同 笑

河合 見て、キラキラしてて美しいですよね。手に入らなから、それ以上にはならないけど、それ以下にもならないですよね。ことが、一番いいことじゃなかろうかと思うんですよ。

栗岩 手に入れちゃいけないってことですよね。

河合 そう。手に入れちゃいけない。

日淺 例えば、グレース・ケリーとかもそういうものですか。見ている分には、いいという。

IMG_2729

大人の男のアイドル論

河合 そうそう。アイドルとかもそうでしょ。昔は「トイレにいかない」ってほんとに言ってたしね。

栗岩 今のアイドルって、美しくないでしょ。それは親近感を売りにしているからなんだけどね。

日淺 それでいうと、昔は高嶺の花ってキーワードがあったとおもうんですけど、最近聞かないですよね。

河合 「高嶺」がなくなっちゃいましたもんね。誰が高嶺の花なんだろうってことですよね。

栗岩 とにかく、今の世の中って、「親近感」だらけ。

河合 そうそう。

栗岩 目線が同じとかさ。

日淺 共感とか。

河合 SMAPが作り始めたんだよね。隣りにいるお兄ちゃんとか。

栗岩 秋元康さんとかが、それに追随して。

河合 神格化されたアイドルじゃなくて、共感しやすい人とか。そういう人は、世の中にいっぱいいたんだけど、ノンカテゴリーだったんですよ。

日淺 そうなんですね。

河合 それをカテゴライズしたので、SMAPで。運動でも、料理でも、何をやっても、「上の中」「上の下」まで行くというね。

栗岩 そうなんですよ。顔も抜群にいいというわけじゃなくて。

河合 でも、トータルで「上」になるんですよね。

日淺 確かにそうですね。

栗岩 山口百恵さんで、高嶺の花という言われるアイドルは、終わってますよね。

河合 そうそう。

日淺 松田聖子さんは違うんですか?

河合 松田聖子さんは、奔放すぎだしね。だけど、芸能プロダクション的には、ああいうキャラが儲かるんですよね。

栗岩 話題を提供できるから、仕事がなくならないよね。反対に中森明菜さんのほうが、全然出てこないでしょ。見た目は、中森明菜さんの方がきれいだよ。

河合 確かにそうですね。

栗岩 でも、中森明菜さんは、決していい女ではないでしょ。

河合 いい女からは、外れてますよね。

栗岩 アイドルで言うと、山口百恵さんが、最後のいい女かな。

次回、まじめな話しへ続く。

→ 第2話 プロが語る。着物コーディネートで知ってほしい和文化と教養|男目線のいい女

寄稿者について

株式会社日淺Ane会Times編集長編集長・日淺 光博
Ane会Timesの編集長をやっています。会食、イベント、仕事でのつながりを通して、3年間でのべ1,000名以上の女性とお会いしてきました。お会いした方々のエピソードもご紹介させて頂きます。

更新の励みにもなりますので、こちらからご意見・ご感想など お聞かせ頂けると嬉しいです!

Return Top