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石川県庁コラボ企画!第4弾「石川県へ出掛けよう!~日本の伝統と輪島の女性:輪島~能登空港」

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ついに最終日、民宿からすぐの輪島朝市通りで開催している輪島朝市へ。

いわゆる都心でもたまに開かれているマルシェをイメージしていたのですが、そこでは地元で獲れた魚介類や野菜、民芸品など・・・約360mの通りに200以上の露天が立ち並ぶ活気ある港町の風景。

昔、物々交換を行っていたことが今の市の起源とされているそうなのです。

そんな輪島の朝市では漁師のお父さんが釣ってきた魚介類、海藻などをお母さん達が朝から元気な声を出して売っているのです。

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そう、輪島の女性はとっても働き者。

「食べてみて!」と気軽に試食もさせていただき、朝から元気をもらいました!

朝市はお昼までなので店閉後は、お母さん達が歩いて売り回るそうですよ。

「亭主の1人や2人養えない女は甲斐性なし」と自負しているというのも納得です。都会でバリバリ働く女性、子育てや家庭を守る女性、場所や仕事内容は違えども地球の元気は女性の存在があってこそのように思います。

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朝市の端の方でお店を出していたお母さんがふと…アオサのりを試食させてくれたのですが、これが何とも言えない美味しさ!!お母さんの手作りで温かみがあります。山葵の味がちょうど良い風味となり、お酒にもご飯にもピッタリなので迷わず購入!

朝市では値段交渉もお楽しみの1つ。私は商品をおまけしていただきました。
売り手と買い手のコミュニケーション、心の触れ合いを感じられる場所でありました。

続いては予定には入っていなかったのですが、どうしても見てみたいと立ち寄っていただいたのは。

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雄大な日本海をバックに急な斜面に作られた絶景の白米千枚田。世界農業遺産にもなっています。

海と千枚田のコンビネーションが美しい!!

作られているお米は、能登ひかりとコシヒカリなんだそうです。崖のような千枚田の高低差は約56m、これは19階建てビルの高さに相当…遠くから見るだけでも圧巻です。田んぼは、オーナー制度を導入している為、お金を払うと名前入りの札が立ち、自分の田んぼが手に入ります!地元の有志の方達が田んぼを管理してくれるとのことなので安心♪

ここで…この旅最後のランチタイム♪

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海鮮類を主に食べてきたので、最後はお肉の登場です!お邪魔したのは「わら庄」さん。

地元ブランド牛の能登牛がたっぷり乗ったステーキ丼は石焼の器でアツアツで提供されます。

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また、使用した漆塗りのお箸はお土産として持ち帰ることが可能です!ブランド牛である能登牛は飼育数が少ない為、県外に出すことが出来ない希少な牛だそう。牛の数を増やそうとしているそうですが、とても柔らかくて美味しいのでぜひ食べてみていただきたい1品です!

次は、輪島市マリンタウンにあるキリコ会館。

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キリコ(切籠)とは切子灯篭(きりことうろう)を縮めた略称です。

約30基ほどのキリコが立ち並んでいる光景は迫力があり、さらに夕方から夜になる照明、夜のシーンになるとキリコに灯りがともり、掛け声などのBGMが流れ、お祭りを見ているかのような臨場感が楽しめます。350年前からある歴史あるお祭り。

5mくらいのものもあれば4階建てビルほどの巨大なものまであり、100人以上で担ぐそうです。

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7~10月にかけて能登半島全域あちこちで数多く行われています。

お祭りの内容も地域によって多種多様ですが、能登の人々がお祭りを大切にしている熱い気持ちは共通しているようです。都会に出ている人もこのお祭りだけは能登に戻って参加をする、休ませてもらえない会社だったら辞めてまでもお祭りを大事にするという、例え話があるそうです!何とも気合いが感じられます。

能登の人達が情熱をかけるキリコ祭り、ぜひ体験してみたい!!熱い夏を経験出来そうです。

次は、1991年にオープンした輪島漆芸美術館。

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世界で唯一の漆芸専門の美術館です。

輪島塗と聞くと価格が高いという印象がどうしてもありますが、お話を聞くと高いだけではない職人達の情熱と想い、そして伝統がそこにはありました。

100以上の工程をを経て出来あがる漆器は何度も塗り重ねていくことで、とても頑丈に、そして欠けたりしたら修理もしてくれるので一生ものとしてて子孫に残していけます。

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最初は庶民の為の漆器だったのが、昭和になり作家が出てきて、賞をとることで芸術的要素が入ってきたのだとか…鑑賞するものではなく、使ってこそ漆器の良さがわかるのだと思います。

最後は、輪島で修業を始めて漆芸作家として活躍しているイギリス人のスーザン・ロスさんのアトリエへ。

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日本人でもなかなか伝統工芸の継承者がいない中、外国の方が受け継ぐというのは何とも斬新であり、日本と海外との繋がりを嬉しく感じました。輪島の県立輪島漆芸技術研究所で蒔絵を中心に5年間学び、独立されたそう。

元々はフランスを代表する芸術様式に興味があり、日本は全く興味がなかったにも関わらず、黒い光沢の地にはめこまれていた貝や金の細工がキラキラと輝いていたのに魅了されたのだそう。

さっと塗るだけだから、すぐに習得出来るだろうと思って始めた輪島の漆塗りは何種類もの漆を塗って、乾かして、研いで、また塗って…と数えきれないほどの工程を要する手作業に驚きながらも漆の魅力にハマり、気づいたら人生の半分程を日本で過ごしている。

伝統技術を大切にしながらもスーザンさん独特の感性がアクセサリーなど素敵な作品を生み出している。

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そんな漆塗りを愛するスーザンさんを追って日本に来たイギリス人の旦那さんとの間にはお子さんもいて、素敵なラブロマンス♪とうっとりしてしまいましたが、日本に、そして輪島の土地に慣れるまで大変なことも沢山あったであろうと推測します。

それでも漆塗りをしっかりと学んできたスーザンさんからは職人として、母としての強さと優しさを感じました。どこにいようと、何をやっていようとも自分の信じた道を突き進むことが幸せへの近道なのかもしれません。

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能登空港でお世話になった石川県庁の方、ガイドさん、バスの運転手さん、マイクロバスともお別れ。

驚くほど足早に過ぎていった3泊4日の石川視察は短い時間の中でも沢山の人と出逢い、技術だけでなく人と人との繋がりの大切さを改めて学ばせていただきました。職人さんと使う人、売り手と買い手、料理する人と食べる人。

そして、石川県と一言で言っても場所によりそれぞれ特色がり、雰囲気が全く違うこと。あなただけのお気に入りスポットを探してみて下さい。

その際にぜひ今回のレポートが少しでもお役に立てたら嬉しいです!!

4回と長きに渡り書かせていただきました石川県の情報、最後まで読んでいただいたことに心より感謝を申し上げます。

仕事やプライベートで心が疲れた時、ふと旅がしたくなった時、日本の伝統に触れてみたくなった時、石川県へ出掛けてみませんか?そこにはあなただけの石川がきっと待っています。

更新の励みにもなりますので、こちらからご意見・ご感想など お聞かせ頂けると嬉しいです!

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