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【インタビュー】ローレフォト写真家・寅貝真知子|「自分探し」で出会った私の作品

世界最大規模の国際フォトコンテストIPA 2016でHonorable Mentionを受賞

この一枚の作品。絵画ではありません。写真を何枚も重ねて作った写真”ローレフォト”。

そんな幻想的な”ローレフォト”という技法を生み出したのが、写真家の寅貝真知子さんです。

2015年の今頃、Ane会でインタビューをした時、彼女は主に”ローレフォト”で女性専門のポートレート写真の制作に携わっていました。そして今、これまでファインダー越しに被写体を撮り続けてきた彼女の作品が、こうした空想の世界観を表す風景作品へと変化を遂げています。

彼女はなぜ、空想の世界へとたどり着いたのか、写真家・寅貝真知子のマイライフ〜第二章〜をお送りします。

悩んだ末の「1年間の修行」

女性ポートレート作品

以前は、大阪を拠点に、主に女性ポートレート写真で”ローレフォト”を展開していた寅貝さんですが、2014年の年末、これからの人生のなんとなくの不安感、そして悶々とする日々を断ち切るように、「1年間の修行」と決意し、上京します。

なぜ、東京だったのか。様々な理由はありますが、一つは東京の大きさ。

それを感じる体験がありました。

2012年12月に「おはよう日本(NHK)」で”ローレフォト”を紹介したところ、全国からたくさんのお問い合わせがあったそうです。これまで、ローカルのテレビ番組に出演したこともある寅貝さんにとって、全国ネットで放送された反応の大ききさが、イコール「東京は大きいな、すごいな」につながったと言います。「単純にミーハーな気持ちで」とほほ笑む姿も。

上京する時には、すでに30歳を過ぎていた寅貝さん。実は30歳になってから、どこか自信がなく、悶々とする日々を過ごしていました。

お仕事をしていく中で、20代の時には「仕事をして食べていく」ということを学びました。ただがむしゃらだったと言うか。じゃあ、30歳になった時に、「自分のこれからの一生を、どういうことをして生きていくんだろう。これからの人生をどうしよう。私は結婚をするのか、子どもは産むのか・・・?」こんなふうに人生の様々なことを悩み出した時、「自分自身の生き方、今のままでいいのかなぁ、どうなのかなぁ。」という悶々としたも気持ちを持ち始めました。

このことが、上京する2つ目の理由につながります。

オーダーメイドのスタイルで女性のポートレートを撮ることはお仕事として好きだったけれど、お客様のニーズに寄り添ったものを提供するということは、お客様の心の中にあるものとか、その方が持っている内面を表現するお手伝いであり、自分発信ではなかった…。

寅貝さんは、「私は写真家として、自身の中に潜在的にある私の持っているモノを、思いを、自分の作品として出してみたい。」とずっと思ってきたそうです。しかし、思いはあっても、何をやって良いのかわからなくなり、いっそ環境ごと変えてしまわない限り、やる気にならないだろう、ということで、2014年の年末に思い切って行動に移ります。

上京して、自分から出てくるものを作ってみたい、東京にしかない新しいギャラリーだったり、美術館へ出向き、色々なものを見てみたいっていう気持ちで、「1年間」と覚悟を決めて東京にやってました。

しかも、そのときは、何をするか決まらないままの行動でした。寅貝さんの『自分探し』は、ここから始まります。

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