Ane会

働く大人女性のためのWebマガジン

【意識改革】いつもの行動を少し変えると、仕事に取り組む気持ちが変わる|Ane会

「働く」

この言葉にあなたはどんなイメージを持っていますか。働き始める前に抱いていたイメージは、実際に働き始めたらどうでしたか。

多くの人が、20歳前後に就職活動をして、企業を知り、仕事内容を知り、自分がやりたい仕事について考えます。そして、どこかの企業と縁があり、就職することが決まり、働き始めます。

働き始めるとき「これからどんな仕事を、どんな人とするのだろう」と、期待も不安も抱えながら、それでも前向きな気持ちで取り組もうと思っていたのに、数年後、10年後、今・・・、あなたはどんな気持ちで働いていますか。

通勤電車に乗って、仕事に向かう人たちの表情を見ていて、私は悲しくなることがあります。

それは、みんな、仕事を通じて社会に貢献しているはずなのに、暗く、眠そうで、イヤイヤ通勤しているように映るから。

仕事に費やす時間は決して少なくない。だったら、もっと仕事に向かうのが楽しくなったらいいのに・・・。工夫一つで、仕事は絶対楽しくなるのに・・・。私はそう考えています。

働くのは、何のため?

あなたは、何のために働いているのでしょう。生活や遊びに必要なお金を得るため?もちろんそれもあるでしょう。

他には?

私が大企業に勤めていた時、周囲はお金を得る目的で働いている人がほとんどでした。会社の事業を拡大したいとか、会社が提供する製品をよりよくして消費者に届けたいとか、そういう純粋な思いを持った人はいなかったように思います。口では「事業を拡大したいから」と言ってはいても、裏では「事業を拡大すれば、昇級し、給与がアップするから」という動機が隠れていました。

そして、その傾向は男性であるほど強いように感じていました。

一方、女性である私は、昇級・給与アップにはさほど興味がなく、何のために働いているかと問われれば「趣味に使うお金を得るため」。

得られるお金の範囲で、やりたいことを楽しもうと考えていました。会社の事業方針や目標は知っていたし、それを達成することが従業員の責任だと理解はしていたけれど、その目標はあくまでも「会社の目標」であり、私個人の目標ではなく、達成しようがしまいが、私の人生には関係ない。そう思っていました。

確かに、生活していく上でお金は必要です。だから、お金を得るために働くことを否定はしません。

お金のため、と割り切れば、理不尽な要求ややりたくない仕事も、我慢してやろうと思えるかもしれないし、頑張れるかもしれません。

しかし、もし、評価が下がり、育児や介護のために働く時間が減り、収入が減ったら、今まで我慢できていたことを同じように我慢して頑張れますか?

「これしか(お金を)もらっていないから」と、やりたくない仕事はより一層やりたくなくなり、我慢することに対しても「これしかもらっていないのに、なぜ我慢しなきゃいけないんだ」と怒りを感じてしまうかもしれません。

そんな状態で働くのは、嫌ですよね?・・・私は嫌です。

つまり、他者からの評価や給与を、自分のやる気・モチベーションの源泉にしていると、それがなくなったときに、一気にトーンダウンしてしまいます。

逆に評価や給与を気にせずに、仕事に取り組めたほうが、やる気やモチベーションは持続します。

そのためにできることはいろいろあります!今回はその一つをご紹介したいと思います。

「やらされている」仕事を減らす

企業に勤めていると「自分がこれをやりたい!」と思う仕事よりも、組織としてやるべき仕事、クライアントから求められる仕事、上司から依頼された仕事が多くて「やらされている」と感じる人も多いでしょう。

「やらされている」のは、あまり心地よくありませんよね。

やらされている仕事を減らす一番のポイントは、頼まれる前に仕事を「取りに行く」ようにすること。

そうすると「やらされた」感じは薄れるし、いつもあなたに仕事を依頼する人からみれば、気づいてくれたという感謝の気持ちが生まれやすくなります。

仕事を取りに行くためには、日ごろから周りの人たちがどう動いているのかを観察しておく必要があります。例えば、自分は出席しない会議。その会議に向けて、最大の仕事の依頼者である上司が、いつ、どんなタイミングで、誰と会議があり、その会議のために何を準備しているのか。会議後に発生する仕事は何なのか。ただ出席しているだけ、意見を言うだけの会議なのか、報告書のような資料を作成して臨む会議なのか。

仕事の内容より人の動きを見るのです。

私は、頼まれる仕事にはいくつか種類があると思っています。それは・・・

  • 月初・月末など、仕事を依頼される時期を予測できるもの
  • 頼む人が予測できるもの
  • 予想以上に仕事の量が増え、手伝ってほしい類のもの

などです。

こういうことを考えながら周りを観察していると、次第に動きの傾向が見えてきます。そしたら、しめたもの!

動きを予想して、頼まれる前に「来週、〇〇の会議がありますよね。そのための準備でお手伝いできることがありますか」というように、聞きに行ってみましょう。

依頼者が受けるあなたに対する印象は、頼まれるまで待っているあなたと、自分から声をかけてきたあなたとでは、全然違います。

どう違うかは、分かりますよね?

お互いさま、の精神

自分から能動的に取り組んだ仕事は、仕事の内容が面白くなかったとしても(笑)気持ちを前向きにしてくれます。

上司などの関係者から明確に感謝の言葉を伝えてもらえたらそれはとても嬉しいことですが、上司のタイプによっては、感謝の気持ちを上手く表現できない人もいるので期待し過ぎは禁物。

「せっかくやったのに」と、もし、すねたいような気持ちになったら、自分で自分にご褒美を。「よくやった、私」と、いつもよりおやつを奮発するなどして、満たしましょう。

こういった能動的な行動を続けていくと、あなたが困っている時に手を差し伸べてくれる人が現れ、助けてもらえるようになってきます。

「困ったときはお互いさま」の精神状態でいると、仕事に対する気分が変わってきますから、ぜひ実践して、その感覚をつかんでもらえればと思います。

Written by

石田 映子
愛知県名古屋市生まれ。17年間IT企業でシステムエンジニア、プロジェクトリーダーとしてシステム開発に従事しながら、若手社員育成、女性社員のメンター、社内の女性活躍推進活動にも従事。
育児休暇取得後復帰し、社会人、母、妻、一人の女性としての生き方、あり方を追求し、それを実践すべく、ベンチャー企業に転職し、人の育成に携わる。もうすぐ6歳になる娘を持つワーキングマザー。

女性PRのことならなんでもお問い合わせください。