Ane会

働く大人女性のためのWebマガジン

【意識改革】職場での感情の扱い方|Ane会

私たちは日々、出来事を通して様々な感情に出会います。

一般的に、男性よりも女性のほうが感情が豊かであると言われているため、職場でちょっと感情を出そうもんなら「これだから女性は…」と言われることがあるかもしれません。

そんな私も20代のころ、仕事でとても悔しい思いをし、その悔しさを上司に訴えていたら、涙が勝手にあふれてきて「泣くな!」と喝を入れられたことがあります。

感情を表現することは悪いことではありませんが、怒ったり泣いたりというのは、笑ったり喜んだりすることに比べ、周りから見るとあまり気持ち良いものではないですよね?

こみあげてくる感情を抑制することは難しいかもしれませんが、とりわけ職場では、少し感情をマネジメントすることは大事なことです。

では、あなたがもし仕事中に誰かに対する怒りの感情がこみあげてきて、どうにもならないと思ったら、どうしますか?

怒りの感情がこみあげてきたら・・・?

そのまま、感情に任せて、ブスッと無表情になったり、話しかけられた相手に返事をしなかったり、ヒステリックに怒りをぶつけたり・・・。周りに怒りをまき散らすのは、一番やってはいけないことです。

それでもちょっと不機嫌になるかもしれませんよね。では、この沸々とした怒りをどう治めれば良いでしょう?

まずは、深呼吸

簡単にできることのひとつに、深呼吸があります。可能であれば、その場から離れ、一人きりになれる場所でできるとなお良いと思います。

深く全身に息を吸い込み、息を吐くときに、怒りの感情も吐き出すつもりで、何回か繰り返すとスッキリします。

落ち着いてきたら、なぜ、あなたが怒りを感じたのかを振り返ってみましょう。

怒りの裏には、“第一次感情”といって、悲しい・残念・嫌だ・不安・つらいなど、ネガティブな感情が隠れている傾向があるので、それが何だったのかを考えてみます。

第一次感情が特定できたら、それをそのまま「悲しかったね」「残念に感じたね」というように、自分をなだめるように語りかけていくと、少しずつ、怒りが静まってくるでしょう。

冷静になれたなと思ったら、いざ仕事再開です!

姿勢、体勢を変える

怒りを感じたときの姿勢や体勢を変えてみるのもおすすめです。

これも、その場を離れて実践できると良いのですが、例えば、両手を大きく上に広げて「伸び」をする体勢を取ってみると、不思議ですが、気持ちが少し和らぎます。

「伸び」ではなくとも、あなたが「楽しい」「快適」と感じる時の姿勢や体勢を覚えておき、あえて怒りを感じた後にその体勢を取ってみてください。

姿勢や体勢と心の状態は関連していることが多いので、気持ちを変える前に身体を変えてみると、自然と気持ちが切り替わることが多いです。

職場ではなかなかできませんが、体操で言う「ブリッジ」の体勢はおすすめですよ。普段縮めている部分が伸びるのと、視界が変わるので気分が変わります。

場面に対するフォーカスを変える

別の方法として、怒りを感じた場面で、あなたがフォーカスしていたことを変えてみるアプローチも有効です。

例えば、あなたが頑張って作った資料を上司に見てもらっていたとしましょう。上司から、たくさんの修正を言い渡され、あなたはうんざりし、上司に対して「話が長い」「嫌なことばっかり言う」と感じたとします。

その時のあなたは、「たくさん修正点がある」ことと「見てもらっている時間の長さ」にフォーカスしています。

それを、意図的に「指摘をたくさん貰えて、それを反映したらもっと良くなる」というように、場面のとらえ方を変えてみるのです。上司は私がもっと良くなるようにアドバイスしてくれた、というとらえ方です。

これはちょっと高度で、本当に頭に血がのぼった状態でできるようになるには大変ですが、少し意識しているとできるようになってきます。

私はどちらかというと、最近はこちらのアプローチを使うことが多いです。

フォーカスを変えると、怒りを感じても、新たな気付きを与えてくれた相手に感謝できるようになるので、繰り返し練習してみるのも良いと思います。

感情をマネジメントするということ

起きてしまった出来事を変えることは難しいです。そしてそれと同様に、他人を変えることも難しいです。しかし、自分のことだったら変えることができます!!

どんな感情にも出会って良いのです。けれど、ネガティブな感情に関しては、その扱い方を知っているのと知らないとで過ごすのは、周りへの影響に違いが出ます。

お互い自律した女性として、自分の感情マネジメントができるようになると良いですよね。

Written by

石田 映子
愛知県名古屋市生まれ。17年間IT企業でシステムエンジニア、プロジェクトリーダーとしてシステム開発に従事しながら、若手社員育成、女性社員のメンター、社内の女性活躍推進活動にも従事。
育児休暇取得後復帰し、社会人、母、妻、一人の女性としての生き方、あり方を追求し、それを実践すべく、ベンチャー企業に転職し、人の育成に携わる。もうすぐ6歳になる娘を持つワーキングマザー。

女性PRのことならなんでもお問い合わせください。