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恋や家庭がうまくいく女性のコミュニケーションルール|vol.8 パートナーは「同じステージ」

「理想の男性に選ばれるためにはどうしたらいいの?」
フリーの女性や、婚活に励んでいる女性の多くが抱えている疑問です。

この場合、おさえていなければいけないポイントがあります。それは、「人は同じステージの人と惹かれ合う」ということです。

「相手になんとかしてもらいたい」女性は選ばれない

いわゆる「引き寄せの法則」と呼ばれ、自己啓発や能力開発の世界でもよく聞かれる法則ですが、不思議なほど、人は同じステージの人と惹かれあうようになっています。

ステージといっても、仕事や収入などではなく、人間的な器の大きさのことを指します。婚活中の女性の代表的な悩みとして、相手の条件面を高望みしすぎて、なかなかマッチングしない…というものがあります。

また、理想の相手を追い求めているけれどなかなか巡り会えないという人もいることでしょう。

こういった場合の落とし穴として、女性側が「玉の輿に乗る」発想で男性を探している、というケースがあります。地位のある男性は、パートナーとなる女性に同じくらいの度量を求める傾向があります。

どんな状況にも対応でき、予想外のトラブルが起きても動じないメンタルの女性や、日頃のストレスを全て癒してくれる包容力のある女性を求めるということです。

経済的な援助に関しては、実際のところどうなるかは別として、「男性にわたしの人生をどうにかしてもらおう」という気持ちの女性を、正式なパートナーとしては選ばない傾向にある、ということです。

男性は外で戦い疲れたときに、帰る場所を求めています。

地位があり経済的に豊かな男性は、当然ながら婚活市場でも競争率が上がりますので、たくさんの女性が周りにいることでしょう。

そんな中で、「あなたに幸せにしてもらわなければ」という女性よりも、

  • 「共に困難を乗り越えたい」
  • 「あなたを支えたい」

という女性のほうが魅力的に映るというのは、当然のことと言えます。

理想の相手がどんな女性に惹かれるのかを知り、近づく努力をすることが大切です。

すでに結ばれているふたりの落とし穴

そしてこれは、すでに結ばれているカップルや夫婦にも同じことが言えます。

たとえ付き合いはじめたときは「同じステージ」であっても、片方が環境の変化にともない人間的に成長していったとき、もう片方が同じくらい人間的な成長をしていなければ、いつのまにかステージが食い違ってしまっている、ということが起こります。

話が合わなくなる、ギクシャクする理由の多くは、こういったステージのズレが大きく影響しています。そんなときに、同じステージの異性に出会うと、気持ちが揺らぐのも当然のこと。

「彼氏・彼女」「夫・妻」はあくまで肩書きであり、人の心はコントロールできないからこそ、常にお互いが成長し続ける必要があるのです。

成長とは、お互いの困難を共に乗り越えること

「成長する」とは、なにもパートナーと同じ体験をしなければならないとか、パートナーと同じくらい稼がなければいけないとか、そういうことではありません。

あくまで精神的な成長であり、相手を思いやり、愛を持って付き合っていけるかということでもあります。

妻が専業主婦であったとしても、共働きだとしても、いずれにせよ夫とは違う世界を持って生きていることでしょう。それぞれ大変なことはあります。

ストレスや悩みを抱えるでしょうし、壁にぶつかることもあります。

肝心なのは、壁を乗り越えるパートナーを、同じような強い気持ちで支えることができるかどうかということです。自分のことで精一杯で、かまう余裕がなくなったり、冷たくあたるパートナーもいるかもしれません。

時にはじっと耐えなくてはいけないこともあるでしょうし、見守らなければいけないこともあります。つらいと感じることもあるでしょう。

そこを共に乗り越えていくことで、お互いの関係が深まり、また自分の成長も促されていきます。

すべての物事は必ず変化する

パートナーがステージを揃えていくためには、お互いの変化に理解を示し、受け入れることが必要となります。

片方がどんどん成長を続けていくと、もう片方はついていくことが大変になってしまいます。

そんなとき起こりがちなのが、パートナーの成長を阻害してしまうことです。

たとえば、よくありがちなケースとしてこんなことがあります。

付き合い始めは保守的だった夫が、仕事の変化や、付き合う人の変化にともない、どんどんアクティブになり、やがて「会社を辞めて独立しようと思う」と切り出します。

このとき、妻から「あなたはおかしくなった」「そんなことはやめてほしい」と言われてしまい、大げんかになる…というもの。

もちろん、このようなときに心配や不安が起こるのは当然です。自分の感じたことを素直に分かち合い、話し合うことは必要不可欠なプロセスですし、相手の言うことをすべてすんなり受け入れることばかりが正しいとも言えません。現実的に考えなければいけない問題もあることでしょう。

けれど、なぜ彼がそのようなことを思い立ったのか、その理解に努め心情に寄り添うことは、パートナーとして求められている役割であるといえます。

この例の場合、夫は確実に、成長し新しいステージへ進むことを望んでいるのです。結果選択するものが何であれ、その彼の成長を何らかの形で応援することで、自分自身も成長するチャンスが巡ってくるのです。「昔のあなたがよかった。そのまま変わらないでいてほしいのに」と言うのは、成長を望む相手にとっては足枷でしかありません。また、本連載vol.6の記事で書いたように、愛ではなく執着ともいえます。つまり、相手軸ではなく自分軸での要求です。

「万物は流転する」というのも、本連載vol.4で書いた原理原則なのです。すべての物事は、常に移ろい変化していくもの。その変化を柔軟に受け入れられるかどうか、パートナーが絡むことであれば相手軸で考えられるかどうかで、同じステージでい続けられるかどうかが決まります。

お互いの成長を促すことで、長く関係を築くことができる

目の前に居心地の良いパートナーがいるとするならば、それは、自分自身と同じステージの相手であり、パートナーがあなたの現在地を示しているということを、忘れてはいけません。

同じステージでぴったりの相手だからこそ惹かれ合い、いっしょにいるだけの意味があるのです。

逆に、大切なパートナーと噛み合わなくなり、違和感を感じ出した場合は、そこにも大切なサインが潜んでいます。それは、どちらかが違うステージへ移ろうとしているという証拠だということです。

パートナーと長くいっしょにいたいと思うのであれば、お互いの成長を止めることなく、常に高め合える関係を目指していくのが良いでしょう。

Written by

小嶋由希子
北海道函館市生まれ。工業高専で情報工学を専攻後、藤女子大学にて日本語・日本文学を学ぶ。イラストレーター・デザイナーとして活動する傍ら、複数企業の採用・人材教育に携わり、自己啓発・能力開発にも関わる。健康・美容ブランドの代理店事業やホステス業を並行し、現在は銀座でナイトワークをしつつライターとして活動している。

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