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ちょっくら、ふらり島旅 ― 初島編 ―

海に囲まれているけど山もあり、ちょっと遠いけど実は近く、見知らぬ島なのにどこか懐かしい、コンパクトだけどディープな冒険。そうだ、「島旅」へ行こう!

第4回目の【ちょっくら、ふらり島旅】は、静岡は熱海港から30分、相模湾に浮かぶリゾートな島、初島へ日帰り「島旅」します。

また、熱海のホットな神社のプチ観光情報も一緒にAne会読者のみなさまへお届けします。

ウミネコ祭りを楽しむ

初島上陸手段は熱海港若しくは伊東港からの高速船。今回は熱海港を利用しました。

早朝、熱海駅より路線バスに乗り継ぎ約10分、熱海港に到着です!時刻にして8:30。

乗船予定のイルドバンカス3世号の出発まであと20分です。さっそく乗船チケットを購入し船へ向かいました。
※乗船チケットは出航20分前より発売されました、また持ち込む荷物には重量制限等ありますので事前にご確認ください。8:50出航です!船内へ入り座席を確保したい気持ちを抑え、向かったは2階のデッキ。おもむろにバッグからかっぱえびせんを取り出すアラフォー。朝ごはん?いえいえ、これは初島へ向かう船でのお楽しみ、ウミネコへのお土産です~!

手の先から直接かっぱえびせんをウミネコへプレゼントしたい場合は、腕を伸ばしてかっぱえびせんをウミネコ方面へかざし、根気よくそのままキープしてくださいね。ウミネコとしても風と船のスピードやタイミングを見計らい、えびせんをいつ人間からもぎ取ろうかと虎視眈々狙っていますので!

ちなみに、かっぱえびせんをウミネコ方面へ放り投げると上手に空中でキャッチしてくれますよ。

ウミネコとの交流を終えた平、かっぱえびせんをむさぼりながら(結局自分の朝ごはんにもなったかっぱえびせん大活躍!)、3階デッキへ移動し、溢れんばかりなリア充の横に分け入り遠くに見える初島へ思いを寄せます。

今すぐ行くから待っててね!

海女さんスタイル再び

熱海港を出港して30分、デッキにてウミネコと戯れリア充観察と初島を眺めていたらあっという間に到着しました。空が、広くて青い。

初めまして初島!初島上陸の感動的な余韻も冷めやらぬまま、一目散に目指すのは初島港の目の前にある「初島スノーケリングセンター」です。

こちらで「フリーリストバンド」を購入しました。これ、超オススメです!

画像引用:初島スノーケリングセンターHPより

スノーケリングセンターおよび初島ダイビングセンターの有料施設を1日に何度でも利用可能、更に初島アイランドリゾート内の「島の湯」も1回利用できるというスグレモノ!※初島のシュノーケリングポイントは3か所、また、シュノーケリングの時期も限られますのでご注意ください。

早速シュノーケル、マスク、フィンを身に着け、第3回の島旅に引き続き海女さんスタイル完成!

海の中はというと…透明度有り、小さな小魚の群れや赤ちゃんイカの群れにも遭遇。魚もなかなかの型が悠々と泳いでいました。

どのお店に入ろうか迷う食堂街

初島港に向かって左側には、その日に獲れた新鮮な海の幸の料理を提供している食堂が10店舗以上軒を連ねています。

なんでも島の漁師の方々が運営されていらっしゃるそう。これは、期待に胸膨らみますね!

今回お邪魔したのは食堂街の右から数えて3件目「めがね丸」さん(平が数字の「3」好き、という理由だけで選択)。

さっそく瓶ビールを頼んでコップにキュン!ほ、欲しい!ちなみにお水もこのコップで提供されますよ。次に「あじ丼」、「イカゲソの肝焼き」をオーダーしました。特に「イカゲソの肝焼き」はお店の人気メニューのようで、間違いありません。絶品です。イカは柔らかく、肝と絡み合いお酒が進む!

島1/2ウォーキング観光

早めの昼食を済ませ、帰りの船時間まで観光をすることに。

まず最初に巨大な石を発見。江戸城修築のために初島より石が切り出されていたもの。ふと、第1回島旅、小豆島の重岩(こちらは大阪城用)を思い出しました。左手に美しい太平洋を眺めながら歩みを進めると、ありました!「島の湯」です。

浴場へ一歩足を踏み入れれば、地下40メートルから汲み上げたミネラル分たっぷりの海水浴を楽しめる内湯が。

窓越しに海を眺めながら体を温めていたら、ん?窓の外にもう1つ温泉が。

外へ出てみると、うわぁ!海と湯船がつながっているかのような錯覚。

画像引用:https://www.pica-resort.jp/hatsushima/

海岸線ギリギリの場所にある島の湯へ浸かれば、目の前には大海原。波の音をBGMにのんびりゆったり、心身ともに癒される至福の時間が流れます。

きっと夕方には夕日を眺めつつ、夜には星空の下、島の湯を楽しめることでしょう。※ここで島の湯に入ると、フリーリストバンドは回収されます。

島の湯を出たら向かいの階段を登り緑のトンネルをしばらく進みます。すると、白くて可愛らしい灯台が見えました!全国でも15基、参観できる灯台のうちの1つ「初島灯台」です。

200円の入場料を払い、展示室で灯台の情報や初島灯台の歴史を学びます。

その後、地上から14メートルの灯台へ登れば、またまた大絶景が。地平線がどこまでも伸び、地球の丸さを際立たせます。昭和34年3月25日に完成した初島灯台は、20秒に1回ずつ赤・緑の閃光が交互に輝き31キロ先まで光を届けます。美しい光景、晴れた日は富士山も望めますよ。初島の綺麗な花々とのどかな光景を楽しみながら、「お初の松」のある初島港へ戻りました。島の1/2を歩き、13:25発、イルドバカンスプレミアで熱海港へ。

パワースポット巡る来宮神社へ

熱海港から徒歩とバスで約15分、来宮神社に到着です。全国44社のキノミヤジンジャの総社、美しい緑に囲まれた来宮神社。鳥居を前に一礼し、正中を進みます。鳥居を歩いてすぐ左側に手水舎、その奥に来宮稲荷大社が。

雰囲気があの京都伏見稲荷大社に似てる?それもそのはず、京都伏見稲荷大社より勧請されたそうです。来宮稲荷大社でのお祈りを済ませ先へ進むとすぐ右側には三峯神社、その奥には第二大楠が。

樹齢約1300年の大楠は、約300年前の落雷により殆ど幹の中身を失ったにもかかわらず、しっかり地に根を張り空高く緑の葉を茂らせます。厳かに、そして神聖な道を進むと本殿が。大巳貴命・日本武尊・五十猛命を祀る本殿は、厳かで厳粛、パワーみなぎる美しい建物です。二礼二拍手一礼、お参りをします。

大楠伝説の残る御神木、大楠

お参り後、左側にある楠への小径へ向かいました。ここは「祝い」や「災い除け」の意のある植物が約6000株植栽されていました。

楠への小径を抜け出るとそこには樹齢2000年を超える本州一位、日本三大巨樹のうちの1つ、大楠の姿が。

周囲23.9メートル、高さ約26メートルの大楠は、幹を一周廻ると寿命が1年延命するという「健康長寿」、心に願いを秘めながら一周すると願い事が叶う伝説「心願成就」と2つの御神徳が。

お参りを済ませ、右廻りで御神木の周りを進みます。

安政6年、村で必要な費用捻出のためにこの大木を伐ろうとした際、白髪の老人が現れ…という大楠伝説の残る大楠。2000年をも超える年月、落雷や暴風雨などの天変地異にも耐え、この地にしっかり根を張り生命力漲る力強さを感じました。

来福スイーツで暑気払い

来宮神社には数か所の茶寮やお休み処が、また、来宮駅周辺にも魅力あふれるスイーツ店舗が数多くあります。

今回訪れたのは、来宮神社にある「茶寮 報鼓」。

神社に縁のある「麦こがし・橙・ところ・百合根」を使ったご当地スイーツを楽しめます。

今回私は、はったい粉のミネラル溢れる香ばしい風味を味わえる「麦こがしまんじゅう」とさっぱりしつつも香り深く風味の良い「だいだいサイダー」をいただきました!

赤白二龍の最強守護神、伊豆山神社

来宮駅から伊東線で一駅の熱海駅へ、そこからバスで10分弱。伊豆山神社に到着です。

海抜約170メートルほどに建つ伊豆山神社、実は伊豆浜の走り湯から837段の参道で繋がっています。なんと伊豆山神社の参道は、ほとんど階段ということです!さらにその段数は、第1回島旅で訪れた金刀比羅宮、通称こんぴらさん(こちらは785段)よりも上をゆきます。

手水社で手を洗い身を清め本殿へ。伊豆山神社の守護神とされている龍が頭上に施された立派な本殿、身の締まる思いで二礼二拍手一礼をします。

その後、境内の地図を見ていると、まだまだ見どころが。

一番本殿より近い白山社へ向かってみることにしました。が、これがまさかの登山(案内図には「ハイキングコース」とありましたけど)になるとはこの時点で想像もせず。

ハイキングの域を超えた白山神社参拝

本殿の右側奥に「白山神社遥拝所」がありました。

平は直接白山神社へ参拝する予定ですので、こちらで無事に参拝できるよう祈り、出発しました。

因みに、この時点で目の前に見えたのは急な道で一抹の不安を感じましたが、今までの島旅で鍛えた足腰を信じ歩みを進めました。

足腰を信じたものの、平坦な道はほぼなく、急な階段や木の根、登り坂がひたすら続いています。途中、「ハイキングコース」との立て看板がありましたけど、「いや、登山だから。」と冷静に看板に向かって一人呟いてしまいました。雨の日などは滑ること確実です、ご注意ください。ゼィゼィハァハァ、日ごろの運動不足が身に染みるハイキング(登山)をすること約20分、白い鳥居が目の前に現れました!心を落ち着かせ鳥居をくぐり歩みを進めると、菊理媛命を御祭神とした白山神社が。古来より病気の治癒や厄難消除の神様として信仰されているそうです。新緑深い森の中で力強いパワースポットに出会えました。

最後に社務所でお供えし、「強運守」を授けていただきました。伊豆山大神の最強の守護神、赤白二龍の刺繍が素敵な御守りです。

旅後記

関東圏より熱海駅まで約40分~1時間、熱海港から高速船で30分という、交通の便がとても良く近い島。

様々なアクティビティや施設が盛りだくさんです!

「島旅をしてみたいけど、遠くへはちょっと…」と気にしているAne会読者の方にはベストな「島旅デビュー」オススメ島ともいえます。

島へ日帰りも可能ですし、その後も温泉地の熱海には観光スポットが盛りだくさん!一粒で二度も三度も美味しい初島旅になりますね。

海に囲まれているけど山もあり、ちょっと遠いけど実は近く、見知らぬ島なのにどこか懐かしい、コンパクトだけどディープな冒険。そうだ、「島旅」へ行こう!

Written by

平あさひ (ひら あさひ)
1976年夏産まれ。15年間の毒々しい女子校生活を経てメーカー勤務、現在に至る。好奇心探究心旺盛で思い立ったら吉日だが熱しやすく冷めやすい。暇とお金があれば旅・食・呑・犬・脂質異常症。さえずり@hiraasahi

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