「女の敵は最後は女よ」と言ったある70代女性経営者の話。

Ane会Timesの編集長をしていると、聞かれることに、「なぜ、女性のための仕事をしているの?」と聞かれることが多くあります。

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1年ほど前になりますが、70代の女性経営者の方と一緒に食事をする機会がありました。その女性社長は、70代になっても、お酒も飲み、友人に囲まれて、「今が一番幸せ」と人生を楽しんでいる方です。その時に、まさに聞かれたのが、上記の質問。

女の敵は最後は女?

社長:「なぜ、女性のための仕事をしているの?」

私:「大人の女性向けのインターネットサービスがあまりないんです。云々かんぬん(かなり略)」

社長:「そうね。女性活用といいながら、まだまだできていないわね」

私:「やっぱりそう思いますか」

社長:「なんで、進んでいないと思う?」

私:「活用の仕方が浸透していないとか。女性のロールモデルが少ないとか。男性管理職からの反対とか。色々と課題はありそうですね。」

社長:「そういった課題があるんだけど、私は、一番は女同士にあると思ってるの。」

私:「そうなんですか?」

社長:「多くの会社では、男性より女性の数が少ないでしょ。そこに女性が入ってきたら、もともといた人の女性の立場はどうなると思う?」

私:「変わりないんじゃないですか」

社長:「そうじゃないの。女はね、自分のテリトリーには、入ってきて欲しくないって思う人も結構いるのよ。あなたの回りにもいない?『あの人は、なんか嫌。生理的に受け付けない。』なんていうという人。もちろん、仲良くやっていける環境が一番いいんだけど。女はね。頭の先から、つま先までチェックするような生き物だから、新しい人が、入ってくると、最初に自分もそうされるんじゃないかと、嫌がるもんなのよ。男の上司なんて、まじめに仕事さえしてれば、そんなこと思う人なんてほとんどいないわよ。女の敵は、最後は女よ。

人間活用が大切

そのあと、他愛もない話をしながら、その会食の最後に、その社長はいいました。

社長:「仕事をする上で、男女関係なくとはいうけど、男には男の。女には女の得意な分野は、確かにあるのよ。でもね、女性活用ってだけ言うんじゃなくて、性別、年齢に関わらず人材活用。人間活用をしていくことが、一番大切だと思うのよね。あなたも頑張りなさい。」

女性活用というと、正社員の人も、そうじゃない人も、結婚していても、していなくても、子どもがいても、そうじゃなくても、それをすべてひとくくりにして、言われているような言葉じゃないでしょうか。メディアの編集長をやっていると、このタイプ、このタイプと分類して話しを進めてしまうことがありますが、その度に、思い返すエピソードをご紹介しました。

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